【起承転結が基本】四コマ漫画とLP(ランディングページ)の共通点

四コマ漫画のイメージイラスト

 みなさんは四コマ漫画は好きですか? 漫画といえば長編ストーリーにばかり注目が集まっていますが、四コマ漫画にも無駄のない構成でシンプルだからこそ解りやすくて深く刺さるメッセージの魅力があります。
 四コマ漫画の構成は「起承転結」が基本と言われています(シュールな四コマ漫画の場合は例外も多いのですが)。起承転結とは、お話を「起」「承」「転」「結」の4つのブロックで構成する、今で言う「フレームワーク」のようなものです。
まず一コマ目で物語が始まり(起)、次のコマで話が展開され(承)、その次のコマで流れが変わり(転)、最後にオチや結末が設けられます(結)。起承転結で構成された四コマ漫画は、自分で描いてみるとわかるのですが、一見簡単そうに見えながら、あまり多くの情報が入れられない制限の中で、テンポ良くオチにつなげるのが難しくて、なかなか奥が深いです。

 最近気がついたのですが、LP(ランディングページ)の構造が、シンプルながらも興味を引き付け、テンポ良くオチにつなげる四コマ漫画の構造に似ていると思いませんか?
特にスマホで見た時は、次にどんな展開が起きるのだろうかと思うワクワク感は四コマ漫画と同じだと思います。
 LP(ランディングページ)とは、主に商品やサービスの紹介を1ページにまとめ、訪れたユーザーを購入や問い合わせなどのアクションに誘導するページの事です。検索エンジンなどから最初に訪れるページであることが多いのでそう呼ばれています。

 LPのコンテンツを考えるときも、四コマ漫画と同じ「起承転結」の展開が基本となります。ランディングページの場合も、最初のファーストビューで興味を引く要素を提示し、読み手の関心を引きつけます。その関心を裏付ける説明で確実に興味を持ってもらい、次に、エビデンスや事例など、別の角度からの情報を提供し信頼を加えることで、さらに興味を膨らませていきます。最後のクロージングで「興味の対象」によって変わる未来を読み手に想像してもらいコンバーションに導きます。
 つまりLPも四コマ漫画と同じように「起承転結」の構成が読み手を飽きさせずに「きっかけ」から「関心」「興味」へと気持ちを変化させて読み進んでもらうための一つの手法なのです。
 LPで効果的にメッセージを伝えるためには、単に特徴などを淡々と説明するのではなく、興味を引くために順序立てたストーリーテリングが有効です。
 四コマ漫画と同じ「起承転結」は、読み手の関心を引きつつ、信頼を築き、最後には行動へと誘導する最適な手法ですので、LPを作る際に参考にしてみるのはいかがでしょうか?

四コマ漫画とLPの構造は、起承転結の構成でどちらもよく似ている。

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