あなたの「Web広告に対する不満や不信感」、原因は「ランディングページ」に!?

サービスサイトの管理画面が映るmacBookの上に、サービスプランの選択画面が表示されたiPadが乗っている写真

「Web広告で成果が出ない」
「Web広告をやっていたが、費用対効果が悪いのでやめてしまった」
このような「Web広告に対する不満や不信感」をお持ちのお客さまのお話をよく耳にします。

Web広告は、全てが数値化されることで効果が測りやすく、広告代理店を介さず少額から始められるので非常に手軽なサービスです。しかし適切な費用がわかりにくいので評価が曖昧になり、毎月支払いが発生することに抵抗感が生まれることもあるでしょう。

しかし、Web広告への不満や不信感は、Web広告を旧来の広告と同じように捉えていることから起こる誤解の場合が多いのではないでしょうか。

旧来の広告は、テレビやラジオ、新聞や雑誌に掲載して、主に商品やサービスを知ってもらったり、具体的に購入や申し込みの行動を起こしてもらうことを目的とします。掲載する場所(テレビやラジオ、新聞や雑誌の広告掲載するスペースのこと。広告代理店では「媒体」や「メディア」と呼びます)や広告の表現が全てです(近年はテクノロジーが発展しており、この限りではありませんが、ここでは「旧来の」が指す広告は、それ以前のものとして書いています)。

Web広告の場合、広告自体は極端に言えば単なる「入り口」です。ウェブサイト上に表示される広告のビジュアルも、非常に限られた情報しか載せられません。「この商品は美味しそうだな、買おう!」「これはいいサービスだね、入会しよう!」とまで思うには、手がかりが少なすぎます。せいぜい「この商品は美味しそうな気がするな」「これはいいサービスかもしれない」止まりです。

詳しい説明は、広告のリンク先、いわゆる「ランディングページ」が行うことになります。このランディングページは、広告のために特別に作成する場合もあれば、既存の商品説明ページやブランドのトップページに設定している場合などさまざまです。

「Web広告で成果が出ない」「Web広告をやっていたが、費用対効果が悪いのでやめてしまった」お客さまの中には、このランディングページでお客さまが購入や申し込みをせずにサイトを離れてしまっていることでWeb広告を問題視しているケースが見受けられます(Googleアナリティクスでは、あなたのサイトを訪問したユーザーが、ウィンドウを閉じるか別のサイトへ移動するのを「離脱」と表現しています。中でも訪問した最初のページでウィンドウを閉じるか別のサイトに移動してしまった場合を「直帰」と表現しています)。しかし、Web広告の仕事はランディングページにユーザーを案内することです。この案内の質が低ければWeb広告の問題ですが、案内されたユーザーが購入や申し込みをしないのはランディングページ、つまりWeb広告以外の問題です。

Web広告は、旧来の広告と違い、広告だけで成果を生み出すことはできません。広告でウェブサイトに来られたユーザーを、購入や申し込みを完結するまでスムーズに案内しなければなりません。この案内を適切に行うために、アクセス解析を行なってユーザーのつまずきを見つけ、ウェブサイトを改善するのです。

わたしたちは、Web広告の運用プランとともに、ユーザーを購入や申し込みまで到達させるための改善を、Googleアナリティクス4(GA4)やGoogleタグマネージャー(GTM)、ABテストなどを活用した、成果につながるご提案をしています。Web広告の活用に二の足を踏んでいる方、やってみたけどうまくいかなかったという方、お気軽にお問い合わせください