生成AIの世界は群雄割拠、Chat GPTも新たな進化を遂げる中で見る未来

テクノロジーを感じさせる横顔イメージ

みなさん、AIチャットツール「Chat GPT」は活用されていますか?

2023年3月にLINEリサーチが実施した調査によると、認知度は約3割、使ったことがある人はわずか4.8%。今年初めに登場して以来、ネット上の一部では話題を独占している印象ですが、まだ一般的に知られているツールとは言えないようです。

しかし、気がつけばChat GPTは新バージョンに進化して、マイクロソフトは資料や提案書を自動作成してくれる「Microsoft 365 Copilot」を発表、Googleは「Bard」でChat GPTに対抗Adobeは画像生成AI、研究者向けに「LLaMA」を公開したMetaも近いうちに新たな展開があるのでしょうし、この記事が公開される頃にはAppleからも次の一手が出ているかもしれません。

……という感じで生成AIの世界は群雄割拠、この数ヶ月でものすごいスピードで広がっていき、その伝播速度は尻上がりになっているように感じます。「Chat GPTでこんなことができるよ」、「私はこんな活用方法を見つけたよ」といったTipsも、次の日には風化。わたしも、「Microsoft 365 Copilot」の情報を知った際に「いずれはAdobeソフトもこうなっていくのかなあ」と思ったのですが、次の日にAdobeの画像生成AI「Firefly」のニュースを見た時には顎が外れるかと思いました。

わたしはまだ今のところ、Chat GPTに原稿を作る補助をしてもらうぐらいしかできていません(わたしのコラムは、Chat GPTにタイトルを考えてもらっています)が、日々「あ、こんなことにも使えるな」という細かな気づきがたくさんあります。生成AIの進化同様、明日には新たな使い方を発見している自分に期待して、今日も試行錯誤しています。